■ No.2843 あの大物アイドルを・・ NAME : としゆき [HOME] / TIME : 2008/10/06 (Mon) 02:50 / PAINT TIME : 26分38秒 BROWSER : Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322; Media Center PC 4.0; .NET CLR 2.0.50727) ★Continue 薄暗い部屋の片隅で男がカメラを構えている。 男は興奮した面持ちでつぶやいた。 「間違いない。これは間違いなく売れる。」 4時間もまったえものである。 しかし、男はその収穫を商売に使う気などなかった。今男がやっている事はすべてこの男のために行っている事に過ぎない。『売れる』と敢えて男が表現したのは今明らかにこの非常識な空間にいる事の一般世間に対する優越感からだったのだろう。それだけにこのアイドルは男にとってカナリ大きなえものだったと言うことも伺える。そして、それを自分だけで独占する背徳感は男をさらに興奮させた。 何時からだろうか・・。もう何年前からはじめたかさえ思い出すのは難しい。窮屈なロッカーの中で息を潜めこうして撮影を繰り返すことが何時の日にか当たり前の事になっていたのである。世の中の人々はそれを「盗撮」と侮蔑を込めて呼ぶ。しかし男はこれに憤慨していた。男にとってこの儀式じみた性癖は、己の感情をぶつける自己表現の素材として、一種の芸術のような風もあったからだった。 「きめた・・」 「えもの」は着替えを終え、去っていく。 男は気配を悟られないよう注意しながらいった。 「題名は『ミニにタコが出来た』だ・・」 その声は小さく発音されたにもかかわらず情気していて信じられないほど存在感をもって響いた。 男は犯罪に手を染めていると言う罪悪感と目標を達成した満足感に包まれていた。
TIME : 2008/11/09 (Sun) 21:37 この後バレてみっくみくにされるわけですね・∀・ TIME : 2009/02/21 (Sat) 04:55 ミニにタコは=タコルカの登場を予知していたのではないか?w みくみくは戦闘力たかそうですからねw |